「旅の未知草」と題して「芭蕉の句碑」の撮影紀行を重ねてきた。
→途中からテーマを明確にした「せわしくや奥の細道ひとり旅」も完走(大垣まで)の域に達した。
それ以前は「俳句」にも「句碑」「歌枕」にも興味がなく、17年住んだ「第二の故郷」、「武隈の松」も改めて撮影に立ち寄る始末・・・・。
「俳句」という熱病にかかったのではないが、来シーズンのバタフライガーデン“蝶狂人”は俳句を添えて「蝶の季節」をおってみようと思う。
まずは「歳旦吟」として・・・・
「蝶の苑霜くずれ咲く小径哉」
(ちょうのその しもくづれさく こみちかな)
草花が咲く苑(バタフライガーデン)は冬枯れし、開けた小径に霜柱(暖冬→霜崩れ)が咲いている。借景なる浅間山系の稜線は、暖冬故新年を迎えても地肌色のままである。あゝ何と待ち遠しいことよ。